継承語とは
にほんごもっとでは、「継承語」”Heritage Language” としての日本語教育を行っています。「『継承語』とは親から受け継いだことば」(中島 2003) と言われています。子どもの育つ環境で毎日使う「現地語」とは別に、家庭内で使われていることばと言えるでしょう。
「継承日本語教育」は、子どもの年齢はもちろん、性格、興味、モチベーション、目標や、家庭の方針や環境、将来の予定などに左右され、そのニーズや目標は多様です。
にほんごもっとでは、そんな多様性のある「継承日本語教育」の一つの選択肢として子どもたちができるだけ長く学習できる環境や機会を提供したいと思っています。
目の前にいる子どもたちの現実を受け止め、それを前向きに捉え、子どもたちの成長をみんなで助けるコミュニティーを作ることを目的としています 。
子どもが安心して、成長とともに長く日本語を学べる場作りを目指し、教師も親も子どもたちも、みんないっしょに学んでいきましょう!